一般内科

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一般内科

日常生活で遭遇する多くの症状について、一般内科として対応します。
これらは、すぐに専門的な診察が必要ではないものも多いですが、時に重大な病気の入り口であることもあり、軽視しすぎてもいけません。

当院では現在発熱外来は行っておりません。

新型コロナウィルス感染症は5類感染症となりましたが、糖尿病患者さんは重症化のハイリスクです。
一般患者さんとの隔離診察が困難なため、当面は発熱外来は行いません。

発熱を伴わない、鼻水、咳や痰、下痢、などの方は、通常通りお電話で予約の上ご来院ください。
また、必要に応じてコロナ抗原検査を行うことがありますが、結果を待つ間、また結果陽性だった場合は、他の患者さんとの導線を分けさせて頂きますので、ご了解ください。
できるだけ自宅でコロナ抗原検査を施行して陰性を確認してから来院されることをお勧めします。
かかりつけの患者さんが発熱した場合は、あらかじめお電話でご相談ください。

発熱症状に関しては以下の「新型コロナウイルス相談窓口」をご利用願います。

  • 厚生労働省ホームページ
    新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センター|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
  • 東京都ホームページ
    新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口について 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)
  • 葛飾区ホームページ
    新型コロナウイルス感染症に関する葛飾区からのお知らせ | 葛飾区公式ホームページ (city.katsushika.lg.jp)

頭痛片頭痛、は、安易に市販の痛み止めを乱用すると、臓器にとって良くありません。画期的な新薬も開発されている分野なので、ぜひ受診してください。
花粉症鼻炎などの症状も、眠気の少ないお薬も出ていますし、舌下療法をはじめとして様々なニーズに応えられるようにしています。長年の症状だと諦めずに是非一度ご相談ください。
胸が時々苦しくなる、心臓疾患の家族歴があって心配な方は、平常は何も症状がなくても受診をお勧めします。
お腹の痛み、も、一時的なものから様々な内臓疾患の可能性まであります。
関節痛、筋肉痛、があって、整形外科では異常なしと言われた方も、なかなか治らない場合、内科疾患の可能性があります。どうぞ受診してください。

また、どこが悪いのかわからないが、身体の不調を感じている方、どこを受診すれば良いのかわからない方、症状をうまく説明できないけれど病気ではないかと不安な方、お話をお聞きしながら総合的に診察し、必要であれば適切な病院に紹介します。安心してご受診ください。

もしすでに他院にかかりつけでお薬を処方されている場合は、できるだけお薬手帳を持参してください。市販薬を試して効かなかった場合も、そのお薬の名前を控えてきていただくと大変助かります。

生活習慣病
(高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝、肥満、など)

当院では糖尿病だけでなく、高血圧高脂血症高尿酸血症(痛風含む)脂肪肝肥満症などの生活習慣病の予防と治療に力を入れています。
これらの病気は、体質とともに生活習慣が深く関与するのでこのように呼ばれていますが、病気の原因としても根元は繋がっていることが多いのです。また、動脈硬化心臓病脳卒中などを起こしやすい点でも、共通の性質を持っています。したがって、どれか一つでも見つかったら、他の病気も潜んでいる、あるいは将来生じてくる可能性があると考えて、合わせてケアした方がいいわけです。当クリニックでは糖尿病に力を入れていますが、他の病気も同じように大切と考えているのはこのためです。
健診で、糖尿病はもちろんですが、「血圧が高め」「コレステロールが高い」「脂肪肝」「メタボ疑い」、などの方、あるいは「高度の肥満」などがあった方は、是非当院にご相談ください。
治療としては、体の状態をきちんと把握させていただいた上で、医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導をします。まず、「なぜ生活習慣を変えなくてはいけないのか」を理解していただき、日常生活でできるところから始めて行きます。その上で、最低限必要なお薬があれば処方して行きます。

A 糖尿病高血圧脂質異常症特に中性脂肪が高い、あるいはHDLコレステロールが低い)、などはそれぞれ単独でも動脈硬化を起こしやすいですが、これらに共通する背景原因として、内臓脂肪蓄積が注目されています。内臓脂肪蓄積があり、かつこれらの因子が複数あると、単独の場合に比べて動脈硬化、心臓病、脳卒中などのリスクが一気に跳ね上がります。一つ一つが重症でない場合、つい放置されがちですが、複数併せ持つ場合は非常に危険なのです。
少し太ってきて」「重症でないけど生活習慣病が複数指摘された」場合こそ、早期治療を開始するメリットが大きいチャンスなので、健診の結果を持って、是非受診されご相談いただきたいと思います。

A 従来、脂肪肝 といえば、太って肉付きの良い方か、大酒のみというイメージがありました。またウイルス性の慢性肝炎などに比べ、数値の異常が少なく、放っておいても問題が少ない病気とされていました。ところが最近、アルコールも飲まないのに脂肪肝が強く、しかも血液検査で肝臓の数値が高くなる方が注目されており、「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」と呼ばれています。
NASHが注目される理由は大きく2つあります。一つは、「肝炎」という名称にあるように、進行して肝硬変肝細胞癌にいたることがある点です。もう一つは、内臓脂肪蓄積と深い関係があり、いわばメタボリック症候群の肝臓版ともいうべきもので、糖尿病、高血圧、脂質異常症、さらには動脈硬化を起こしやすい点です。しかも日本人は、それほど肥満しなくてもこうした脂肪肝、あるいはNASHになりやすいとされています。健診で脂肪肝と言われたら、「たかが脂肪肝」と軽視せず、生活習慣病全般へのケアの警鐘だと捉えて、是非ご相談いただきたいと思います。

A 生活習慣病は、一般には年齢とともに進みますので、無症状でも、そのままにしておくと大抵は進行します。またその間に動脈硬化を起こして、ある日突然心筋梗塞や脳卒中で病院に運ばれることもあります。そうならないコツは、とにかく定期的な検査と、必要な治療を続けることです。過去に生活習慣病の指摘があって、何年も検査を受けていないこと自体、とても危険です。
いつ受診するか?今でしょ!」と思います。

睡眠時無呼吸症候群
(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、夜間睡眠中に、繰り返し呼吸が浅くなったり(低呼吸)止まったり(無呼吸)して、血液中の酸素濃度がたびたび低下する病気です。

熟睡できず、日中の眠気が強くなるので、集中力・記憶力が低下し、仕事上のミスが増え、うつ病や認知症のリスクにもなります。もっと恐ろしいことに、睡眠中に低酸素による大きなストレスがかかるので、高血圧、糖尿病、不整脈、心臓病をはじめとした生活習慣病のリスクが高まります。

肥満体型の方に多く、いびきが大きく、時々止まることで周りに気づかれることがありますが、自分ではなかなかわかりません。

当院では、ご自宅でできる簡易検査を導入して、早期発見に努めます。
治療法は、体重の減量が大切ですが、重症度によってはCPAP(持続陽圧呼吸療法)とよばれる睡眠中の呼吸管理を行うことで、体調も良くなります。こうした治療についてもお手伝いいたします。

A まず睡眠時の症状としては、いびきが大きく、かつ時々止まる、ということで、近くにいるご家族や、旅行時の友人などが気づくことが多いです。仰向けだと舌根が沈下するので症状が強くなる方もいます。ご本人は、眠りも浅くなっているので、寝起きがすっきりしない、集中力が出ない、あるいは日中急に睡魔が襲ってくる、などの症状がありますが、かなり重症のSASでも、ほとんど自覚症状のないことも多いです。
また、体型的には中等度から高度肥満の方が多いのですが、日本人では骨格の関係からか軽度の肥満傾向の方でもいます。内科的には、高血圧、糖尿病、不整脈、などを合併している方が多く、そうした内科疾患がきっかけとなって、私たちが検査をお勧めし、SASが発見されるケースも大変多いです。

A SASの影響は、大きく分けて、脳への影響と、酸素不足によるストレスが体に与える影響の、2つがあります。
脳については、睡眠が浅いために、日中の眠気や倦怠感、朝起きた時の頭痛、さらに集中力や注意力が散漫となります。特に運転中に居眠りが生じると大きな事故にも繋がります。脳への影響が長期に続けば、認知症が起きやすく進みやすくなります。
もう一つは、酸素不足により、交感神経が緊張し、ストレスホルモンが出ることで、高血圧、糖尿病、をはじめとして、脳卒中や心筋梗塞など、様々な生活習慣病が3倍から5倍増えると言われています。心房細動という不整脈も生じやすくなり、血栓が生じて脳卒中も生じます。酸素不足を補うために赤血球が増える多血症が進行すると、血液がドロドロに近くなり、さらに多くの病気を悪化させます。
SASは気がつきにくく、日中の眠気があっても「忙しいから」だと放置されることが少なくありません。疑わしい場合は是非検査をお受けになることをお勧めします。

A 無呼吸の回数が多く、日中の眠気が非常に強い場合には、睡眠中呼吸が止まりそうな時に、空気圧をかけて気道を広げ強制的に空気を送り込む「CPAP(経鼻的持続陽圧気道圧)」という方法が一般的です。最近ではクラウドでCPAPの状況をモニターできるので、その効果を患者さんと医療者で簡単に共有できるようになりました。
効果には個人差がありますが、劇的に症状が改善する場合もありますし、そうでなくても長期的に脳卒中や心筋梗塞などのリスクを低下させるという報告もあります。
その他、下顎の位置を調節するマウスピースを作製することもあります。
小児では、扁桃腺の腫大やアデノイドなどの物理的な原因を手術で取り除くこともあります。
しかし肥満を合併する場合は、肥満の是正が最も重要で、SAS自体だけでなく、その合併症の軽減にも役立ちます。また治療を長期的に継続することも非常に大切です。
SASの治療は、精神科、呼吸器内科、循環器内科、あるいは睡眠専門クリニックなど、様々な診療科で行われていますが、糖尿病を扱う内科で、肥満の治療と合わせて加療することが多いのもこのためです。

骨粗鬆症
(こつそしょうしょう)とは

私たちの骨は、常に作られたり(骨形成)、壊されたり(骨吸収)をダイナミックに繰り返してバランスをとっています。骨粗鬆症は、このバランスが崩れて、骨の量が減って弱くなってしまう病気で、骨折しやすくなります。

もっとも代表的な原因は老化で、ほかに閉経による女性ホルモンの減少、病気の治療に使われるステロイドホルモン、などがあります。

骨粗鬆症自体では、骨折をおこさなければ症状がありませんが、脊椎や大腿骨の骨折を起こすと、寝たきり生活になりかねません。当院の専用のレントゲン検査で、骨粗鬆症を早期に診断して、骨折を予防しましょう。

骨粗鬆症には、規則正しい食生活とともにカルシウムを十分にとり、適度の運動をすることが良いとされています。しかし、年齢以上に骨粗鬆症が大きく進行している場合は、飲みぐすりや、注射による治療があり、こうした薬は最近非常に進歩しています。
また、糖尿病の患者さんは骨粗鬆症になりやすいとも言われています。したがって、あわせて検査や治療を進める必要のある患者さんが、少なくありません。

診療予定表

概要

院長 安田佳苗
副院長 安田和基
(杏林大学内科学教授ー糖尿病)
スタッフ 5名
標榜科 糖尿病内科、一般内科
所属・資格 日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医・研修指導医、
日本内科学会認定、総合内科専門医
住所 〒125-0062 
東京都葛飾区青戸3丁目30-5
電話 03-5680-5533
連携医療機関 慈恵医大葛飾医療センター
東京都立東部地域病院
東京大学医学部附属病院
朝日生命成人病研究所附属病院
など

診療時間

診療時間 日祝
9:00 〜 12:00
(初診は11:30まで)
14:00 〜 18:00
(初診は17:30まで)

※休診日:木曜、日曜日、祝日
※当院は予約優先で診療を行っています。
※ワクチン予約はお電話でお願いします。

※当院では風邪症状など「発熱専門」の外来は行っておりません。

糖尿病患者さんの重症化リスクが高まるため、発熱(風邪症状)の患者さんは事前にお電話でのご予約をお願いします。糖尿病患者さんの予約のない時間になるため、枠が少ないことをご容赦願います。また予約なしでご来院の場合、隔離施設がないため大変お待たせすることがございますのでご理解をお願いいたします。詳細はこちら

・診療には各種カードがご使用いただけます。